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2018年1月22日月曜日

トビズムカデ Scolopendra mutilans L. Koch, 1878

My図鑑/ 節足動物門 Phylum Arthropoda/ 多足亜門 Subphylum Myriapoda/



2019年05月20日 茨城県つくば市



2016年02月19日 茨城県つくば市

幼体

2017年07月08日 茨城県つくば市

 アオズムカデとは亜種関係にありましたが、独立種になったようです。つくば市では低地に本種、高地にアオズムカデ、と棲み分けていますが、まったく同所から見られないというわけでもありません。



トビズムカデとアオズムカデの見分け方

典型的な色模様であれば必ずこちらの種類、と言える場合も多いのですが、判断に迷う場合もあります。そんなときは曳航肢の前腿節の長さと太さが参考になります。*関東以外の場所ではあてはまらない場合があるかもしれません。ご注意ください。

トビズムカデのほうが曳航肢の前腿節が細いです

アオズムカデ S. japonica
太くて短い前腿節

アオズムカデ S. japonica

アオズムカデ S. japonica

トビズムカデ S. mutilans
細く長い前腿節

トビズムカデ S. mutilans

トビズムカデ S. mutilans

トビズムカデ S. mutilans


この個体の頭部は青緑色ですが、曳航肢の前腿節が細長いのでトビズムカデということになります。

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